現在
同一原曲を2つの編曲者による、編曲の違いを書き出しているところですが、ずいぶん長文になってしまいそうなので、続きは明日書くことにします。現在、半分ぐらい書き上げたところで力尽きました_| ̄|○
今回、これを書こうと思った経緯として、たまたま自分が「原曲を知っている」のと、「それをピアノでアレンジしていてかつ楽譜を公開している」という条件が重なり、2種類のアレンジを比較してみようと考えたのです。ここでは特徴の比較を挙げるだけなので、優劣とかを決めるとか、そういうことはしないつもりです。
どちらが良いのか、というのはすでに好みの問題だと思うので、ここではそこまで言及するつもりはありません。というか、どちらか選べといわれても選べられないです…。楽譜を見ていると、両者とも色々面白い要素を詰め込んでいるような感じが受け取れるので。
最近
めっぽう更新頻度が落ちました。理由は色々とあるのですが、一番の原因は「書くことがなくなった」からです。ここでの唯一の存在意義にもなっている「斬り」についても、最近は「斬り所がない」ものばかりで、書き甲斐がありません。身内には本人の前で斬っちゃってるし、あえてここで改めて書く必要もなくなってしまうというのもあります。
やっぱり最近はヤオイ系が増えてきたような気がしてきました<同人音楽系 ここでの「ヤオイ」は語源どおりの意味で使ってください。音源とかの低価格化が進んだおかげで、気軽に音が作れるようになった反面、アレンジなどは「原曲がアレンジの価値を決めている」ような物が多くなってきた気がするのです。多産の時代ですね。もう大分前から「淘汰時期」に入ってると思うのですが、その辺は消費専門の人たちに聞かないとわからないですね>最近の同人音楽の動向
ただ、やはり昔(http://d.hatena.ne.jp/Unknown/20040515#p2)書いたように、「消費者達が許容してしまっている」と言う部分もありますし、作り手も消費者の許容を「俺達は認められているんだ」と錯覚してしまうのもあって、現在のような状態を作り出しているのかもしれませんね。
自分が同人でピアノアレンジが好きなのも、「単一楽器であるがゆえに、編者のコダワリが他のジャンルより見えやすい」のかなと考えているから。これは自分の価値観だから「いや、そうじゃない」っていう人もいると思うし、いちゃいけないとは全然思っていない。だからと言うわけでもないが、「編者のコダワリが見えないピアノ編曲」をみるとがっかりしてしまう。むしろしょんぼりしてしまいます。むしろ(´・ω・`)<こんな顔になります。
「あの曲を手軽に弾きたい」という目的の編曲は全部ドレミとか全音に任せればいいような気がしてきました(ぇ)。もちろん同人系のサプライヤーでもある「美少女系」とか「18禁系」とかが、ドレミとか全音に依頼して楽譜集作らせるとかしないと思うので、同人でやるしかないんですけどね。昔はそっち系の楽譜サプライヤーとしてぴこさんという方がいたのですが、最近縮小運転をされてしまい、いわゆる「パソコンのキーボードで文字チャットができる」指の器用さで弾けるようなアレンジが表に出なくなってきたような気がします。
しかし、この手のアレンジは水面下で有志を募って、楽譜を作って公開している人がいるので、あとはそういう情報が気軽に入るような場があればいいような気がしてきました。
ちなみにそのテのアレンジを楽譜ではなくCD音源のみでイベント頒布している人がいるのですけど、せめて楽譜も出して欲しいですね…。音源のみの鑑賞だととても「観賞用な曲」とは思えないですし、弾くにしろ楽譜がないと弾けないですし、楽譜がなくても弾けるぐらいな人は弾き甲斐がないといって弾かないと思いますし…。
微妙に某所と志向がかぶってきた…。まぁ、身内には関連がバレてるから問題ないんですけどね…。
無駄じゃないかもしれないトリヴィア
HMVのWebサイトでクラシックCDを探す時に、検索フォームはまったく使用に堪えない。
要するに、演奏者なり作曲者なりスペルをぐぐってしらべて、アルファベットインデックスから辿った方が早いってこと。
個人メモ
開発中のアプリでExcel形式に出力する機能をもっているのですが、それのグラフを書く時にタイトルが表示されていなかったので、これを修正。すでにCOleDispatchDriverでAppliやbook、Worksheet、Chartは導入されていました*1。
Chartディスパッチを見てもタイトルを設定するメソッドがないので、困る。なんかGetChartTitleなるメソッドはあったので、なんでSetがないんだろうと悩む。しかもGetの返り値がLPDISPATCHになっている。文字が返ってくるんじゃないのか、と思ってしばらく悩んだ結果、どうやらChartクラスではなくChartTitleクラスってのがあることを知る。Chartクラスでグラフタイトルに関わるところはせいぜい「タイトル表示のON・OFF」の制御ぐらいで、その中身はまたChartTitleでやってねということでした。
さて、このChartTitleを導入するにはどうしたらよいのか、色々調べた結果、以下のようになりました。
COleDispatchDriverの使い方
- ClassWizardでオートメーションのタブを選択
- 「クラス追加」→「タイプライブラリから」を選択
- 実装されているモジュールのOLBファイルを選ぶ(今回はExcelを使いたかったのでExcel9.OLBを選ぶ)
- 使用するクラスを選択(ここではグラフのタイトルを制御するクラスChartTitleが欲しかったのでそれを選ぶ)
これで準備が完了。あとはChartを制御しているところで
- Chart.SetHasTitle(TRUE)を呼び出す
- ChartTitle.m_lpDispatch = Chart.GetChartTitle()を呼び出す。
- ChartTitle.SetText("グラフタイトル")を呼び出す
な感じでグラフタイトルを決めることができました。1番目のSetHasTitle(TRUE)を呼び出さないとChartTitleオブジェクトが生成されないという文章を見ましたので、注意が必要ですね。
と、ここまでわかるのに何回もOLEViewerを覗きました…。ということで、なんか日本語とかでこの手の解説(特にExcelをC++で制御する系)がなかったので、ここにメモっておきます*2。
OpenGLによるグラフ描画
ぶっちゃけGDToolkitのLEDAを使った方が早いのかもしれないですが、将来的にはLEDAにはまだ搭載されていないだろう、私の描画アルゴリズムを実装するために、OpenGLを利用することにしました*1。
とりあえず製品の物流関係を示すグラフが描きたいというのが最大の目標。もちろん、描画された図を利用して、データ修正、編集ができるようにしたいというのもあります。設計としては、
- メインの画面でどこまで情報を見せるか
- 詳細の情報はできる限り入れる(節点を選んで詳細情報表示させればわかるというレベル)
- 節点の単位は「部品」にするか「製造場所」にすべきか
- 「製造場所」を節点とし、「部品」を枝にみたてるのもよい
- ↑の場合「製造場所」を選択した時にその中で「部品の親子関係」図を示すのもよい
- 「製造場所」をクラスターにして、「部品」を節点とするのも良い
- シミュレーションするために必要なデータを作るためのツールにするか、シミュレーション後の所要量展開状況を図示するためのツールか
多分、今の感じだと「製造場所」を節点、「部品」を枝としてグラフ描画を考えてみたいと思っています。こうすると単純にツリーの描画に行き着くので。
フェラーリ仕様のノートPC、新型が発表に - CNET Japan
マウスを5ミリ動かしただけで画面の端から端までマウスポインタが動いたり、勢いよくキーボードを叩くと、4文字分ぐらい入ったり、そのぐらいシビアなマシンの予感。
演奏会とかで
両手ユニゾンのパッセージほど難しいものは無いと思う。理由をちょっと考えてみると
- ミス=即死
- 結果はなんてことは無い
- 知っている人にしかわからない苦労
こんな感じですかね。1番目はある意味「ミス」を許容しない種類のテクニックなので、高速跳躍パッセージより難しいかもしれません*1。
2番目は、これよりももっとカッコイイ音響を出す方法はいくらでもあるし、理想的なユニゾンは単音に聴こえるようなものになってしまうので、苦労の割の成果はあまりないと考えてます(要するにコストパフォーマンスが低いのです)。
3番目は、聴いている人もそんな苦労をしているなんて想像できない*2、苦労していないような印象を受ける部分が影響しているかもしれません。
そんなわけでベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番でピアノソロが始まる時、このユニゾン系パッセージが出てくるのですが、ここの良し悪しでこの曲が全て決まるといっても過言ではない、そのぐらい神経質になる部分なのです。