CCCDの話

 よく噂に聞くCCCDって本当に音質が落ちているのだろうか?よく「音質が悪い」とか言う人がいるのですが、それはデータ読み取り時におけるエラー確率が増えて、普通のCDより再現率が下がるからという理由でよいのでしょうか?
 で、なんでこんなこと書いたのかというと、先日CDショップでヴァイオリンのCDを買おうかと思って手にとったCDがCCCDだったのを見て、「音質が悪いとなると弦楽器は致命的だな」と思ってしまったのです。
 まぁ、でも今までの流通と違った概念がもうすぐ確立されそうですね。その移行期に入ったといっても過言ではないと思います。それは丁度、「写譜屋」から「活版印刷業者」に変わったみたいな感じで、やはり「写譜屋」にとって「活版印刷技術」は「お飯食い上げの脅威」になったと思います。
 しかし、今度の流通概念にどのような「金銭流れ」を考えるのだろうか。いっそのことNHKみたいにテレビ持っているだけで「受信料払えー」って言われるような感じになるのでしょうか?ネットにつなげているだけで「音楽税」みたいな感じで、通信料が高くなるとか…。フリーなデータを送受信している人にとっては厄介な仕様になりそうですね。丁度「NHK」見てない人が受信料はらいたくねー、って言っているみたいな感じで。
 一つの解として、音楽をダウンロードする時に料金を払い、専用のプレーヤで聴くという手法なのですが、これってそのPC以外で聴こうとなるとちょっと厄介なんですよね。かといって他のPC=他人というのもありうるので、安易にデータが移動できるってことは違法コピーに繋がるわけで…。