プロコフィエフとショスタコーヴィチ
昨日の話からの派生。元々ロシアの音楽家で好きだったのは、今挙げた2人の1世代前のスクリャビン、ラフマニノフ、メトネルの3人なのですが、最近プロコフィエフ、ショスタコーヴィチの音響が好みになってきました。なんと言うか、この2人はシュールなんですよ。無調とかセリエルな音楽ではないのですが、どことなくたまに調から逸脱する瞬間がなんとも「いたずら」っぽく聴こえて面白いのです。プロコフィエフより長生きした*1ショスタコーヴィチはいろんな音楽を残したそうですが、詳しくは昨日補足をしていただいたid:mk666さんのサイトをごらんになればわかるかと思います。ショスタコーヴィチの他にも現代音楽に関して色々書いていらっしゃるので、そちらに興味がある方は一度ごらんになってはいかがでしょうか。
ちなみに私も現代音楽の音楽家を挙げるとなるとメシアンは外せません。メシアンに見られる音の色彩感覚は後期スクリャビンの影響下かなと思うのですが、それでも「アーメンの幻視」や「みどり児イエスに注ぐ20のまなざし」から聴こえてくる響きは本当に音が
現代音楽について私がよく使う言葉は、なぜか格闘家であり映画スターであったブルース・リーから引用します。
考えるのではない。感じるんだ!
(映画「燃えよドラゴン」(米)より)